あーもう、これ以上考えても分かんない! 今日はここまでにしとこ! それでまた明日考えよ! 力強く頷いた時、ちょうどよくチャイムが鳴り、自分の席に戻ることにした。 「なぁ、お前恋したことねーの?」 席に着くと後ろからトントンと肩を叩かれる。 振り向くと、あたしをバカにしてるかのような笑顔が目に映った。 「なに、聞いてたわけ!?」 その顔にムカついて、キッとやつを睨んだ。