【完】恋の病はあいつのせい!?




「はじめまして、今井絢斗です」



「急に、本当にすみませんなんですけど、放課後、時間とか空いてたりしますか?」



「ん、空いてるよ」



「屋上に来てもらってもいいですか?」



恥ずかしそうにうつむき加減で、チラチラ俺を見る宮下を不覚にもかわいいと思った。



「ん、」と短い返事をすれば、パッと表情を明るくさせ



「ありがとうございます! それでは、失礼します」



そう言って、深々と頭を下げる宮下に、軽く手を振って、教室に戻った。