廊下へ出ると、下を向いて何度も深呼吸をしている、女子がいた。 なんて、声をかけたらいいのか・・・。 「あっ、急に、呼び出したりしてしまって、すみません」 そんな時、俺に気づいて、ペコペコと頭を下げる彼女。 彼女の、上靴を盗み見すると、俺たちとは違う色。 「あ、あの、あたし、宮下りよっていいます。は、はじめまして、です・・・!」 しどろもどろになりながら、俺に伝えようとする宮下にフッと笑ってしまう。