両手を合わせ、「お願い!」と眉を下げる柚花ちゃん。 すると、あいつは何も言わずにキッチンへ向かう。 「お兄ちゃんありがとー! お茶ゆっくり入れてきてねー」 あいつの背中にそう叫んだ柚花ちゃんに、クスッと笑ってしまう。 「どうしたんですか!? あ、座りましょ!」 「うん!」 定位置となしている自分の場所へ腰を下ろすと、柚花ちゃんはその前へと腰をおろす。