「せれちゃん・・・! すっごく間抜けな顔してるー」 クスッと笑う白石さん。 「あたしが、呼んでおいたの。多分、話し全部聞いてたんじゃないかなー?」 ぜ、全部ってことは・・・“好き”って言ったのも聞かれてたってことだよね? 全身に熱が集中し、頬が燃えるような感覚になる。 「あたしの作戦成功! では、これであたしは失礼します」 ヒラヒラと手を振って、屋上を出て行く白石さんに助けを求めたかったけど、声が出ることはなく・・・ 屋上であいつと二人きりになってしまった。