「お前が謝ることじゃないし。あーでも、やっぱり好きなやつに振られるのはこたえるわ~」 「・・・ごめん、」 「もう、何回謝るわけ? 謝られれば謝られるほど、俺みじめになるんですけど」 気にするな、とでも言うようにあたしの肩にポンと手を置くと、いつもの笑顔を見せてくれる。 「ありがとう・・・」 「・・・おう! お前はちゃんと、あいつに、自分の気持ち伝えてこい!」 肩に置かれている手に力が入った気がした。