鼻をかすめる薬品の匂いで目が覚める。 目を開けると、見慣れない真っ白な天井が広がっていた。 ・・・あれ? あたし、文化祭のために着替えて教室にいたはずなんだけど、 「目、覚めたか?」 「・・・え?」 「倒れたんだよ」 声が聞こえるほうに、顔を向けると、心配そうにあたしを見つめる今井がベットの横にいた。