嫌なことがある時ってそれまでの時間がなんでこんなに早く過ぎちゃうのかな。 重い足を無理やり動かして中庭に着くと、あたしは固まってしまう。 「・・・聖恋、なんで?」 「まっ、松本こそ!」 「ひよりに呼ばれた」 「そうなんだ」 あたしの嫌な予感が的中したんだ、そう思った。 「・・・っお待たせっ!」