【完】恋の病はあいつのせい!?




「これなら、俺の気持ち、信じてもらえる? 俺、誰にでもこういうことやらねぇし」



今井の腕の中にすっぽりとはまった時、かすれるような声が耳に届いた。



「・・・うん」



すると、あたしをゆっくりと離し、視線がぶつかる。



「いきなり、悪い。お前には、あいつがいるって分かってるけど・・・。でも、返事はまだ聞きたくねぇわ」



「分かった」



「じゃ、俺、先行くわ」



今井は弱々しく笑うと、屋上を出て行った。