【完】恋の病はあいつのせい!?




今井は、ハッと驚いた表情を見せると、ポケットに突っ込んでいた手をサッと抜くと、



真剣な瞳であたしを捉えた。



「・・・緊張してるんだわ」



そして、一歩一歩あたしに近づき、ある程度の距離が保たれるところで止まる。



「・・・い、今井?」



「中宮はまったく気付いてなかったと思うけど、俺さ・・・」



一瞬だけ目を伏せてから、あたしに視線を戻してふわりと笑う。