「聖恋、照れてる?」 「っ照れてない・・・」 「じゃぁ、顔見せて」 「・・・見せないっ」 のぞき込もうとするあいつに顔をそむけ、小さな抵抗をする。 すると、タイミングがいいのか悪いのか、奥からさっきの女性が出てきた。 「あ、カッパ」 「・・・ありがと」 目の前に差し出されたカッパを受け取り、ちらっと目を合わせた。