素直にコクリと頷くと 「すぐ戻ってくるからな」 と言って、あたしの頭をポンポンとすると、さっそうと階段駆け上がっていった。 その姿でさえもかっこよく見えてしまう。 これがあたしの憧れていた、恋。 「・・・好き」 ポツリ、とあいつにはまだ言えない二文字が口から漏れた。 「ん? 俺たちのこと好きなの?」