「楽しんでくださいねー」 受け付けでチケットを購入し、水族館に入った。 当たり前のように、水族館のチケットを払ってくれたあいつにキュンッとしてしまったのはあたしだけの秘密。 「聖恋どこから行きたい?」 「んー、イルカのショーみたい!」 「ちょうど30分後だし、もう行くか。前で見たいだろ?」 「うん・・・!」 チケットと一緒にもらったパンフレットを広げ、場所を確認してから、あたしたちは目的地まで歩き出した。