あの日、行かないで!とは言ったけど、やっぱり自分勝手だと思ってしまい屋上には行ってもらった。 でも、やっぱり不安で気分が落ちていると、それに気付いてくれたのか、 『大丈夫。すぐ戻ってくるから待ってろよ。一緒に帰るから』 と、頭をポンポンしてくれて、不安なんかどこか吹き飛んで、笑顔であいつを送り出すことができた。 そして、その日の帰り、 『・・・日曜日、暇?』 憧れのデートを、大好きなあいつとすることになりました。