あいつは不思議そうに首を傾げた。 「・・・ないで、」 「ん?」 「行かないで、ほしいの・・・!」 「・・・っ」 あいつはハッと目を見開くと、耳をつまんでどこかそっぽを向いてしまった。 「朝、わざとじゃ、ないんだけど手紙の内容が、見えちゃって・・・。わがままだって、分かってるんだけど。屋上に行ってほし、・」 「・・・これ以上喋らないで」 「・・・っ!」