あいつに対して頬が熱くなるのも、動悸が早くなるのも、全部、 「あいつが、好きだから・・・」 ポツリ呟いた事実はあたしの気持ちを実感させるには十分な威力があった。 明日からどんな風に接すればいいのかな。 考えても考えても、答えなんて出てくることはなくて・・・ 「・・・いつも通り!」 頬を叩いて気合いを入れた。