「・・・こっ、こここここっ、ここ恋!?」



リビングに響く叫び声。



たまたま今日は家に一人だから、とりあえずはよかったけど・・・



あたしがあいつに恋してる!?



ぜ、絶対ない! それだけは絶対にありえない、と思いたいけど・・・



全て当てはまってしまい、言い訳なんかできるわけない、よね。



自分に嘘をつくことなんてできない。



「・・・恋、か」