竹内刻の漫画家人生


でもカレーって美味しいよな

三日寝かせたのだからきっと今日のは昨日のより美味しいはず


「いやぁ・・・カレーって素晴らしいな」

「・・・カレーの素晴らしさに気づいてるとこ悪いんだけど、どいてくれない?」

「ん?」


どうやら俺はカレーの事考えてたら足が止まっていたようだ、しかも近道しようとして路地裏を通ったものだから一本道を俺が塞いでいたようだ

「いやぁ・・・悪いことをした、悪いな」

「別にいいわよ」


しかも相手は女だ。
男としても恥ずかしい行為をしてしまったな。

俺は一本道を先に通り、女が通れるようにした


「ありがとう」

「いいや」


そういって女は俺にお礼を言って歩いて行った


「なかなか礼儀のなってる子だな、平凡の匂いがする・・・



――ん?なんだこれ・・・」



俺は女の礼儀に感動していた


ら、女が歩いていたところに封筒が落ちていた

意外と分厚いな
そんなのどうやってあのカバンから落とすんだ・・・?

うわ、だめだ、なんかそういうの漫画みたいで非凡だ。うわぁ←


というかこんなこと考えてる暇があったらさっきの女に封筒を渡さないとな・・・何が入ってるんだろ・・・


「・・・まぁ、中身を確認するのもだいじだよな☆」


これは相手に渡すときに中身を知らないと怪しまれるし
ちらっと見るだけなら・・・


そういって封筒を開けた俺は絶句した



なぜなら中身は



「・・・漫画の原稿?」






―――こ、これは・・・非凡な香りがしてきた・・・うわぁ←