私を覚えていらっしゃいますでしょうか。 幼き頃、橘の木の下で蹴鞠をしたあの日より 私はずっと貴方様をお慕いしておりました。 結局、逢えずじまいでございましたね。 嗚呼、できることなら今すぐにでも貴方と思い出を分かち合いたいものです。