翌日・・・・



「昨日そう君のこと考えてたら眠れなかったなぁ・・・・」

そうつぶやきながら私は学校へ歩いて登校していた。
今日は執事の事情で歩いて登校することになったのだ。




「・・・・そう君。あなたはいったいどこにいるの?」









?「ここにいるよ?」

え・・・・?い、いまここにいるよ?って・・・・。

「え?だれ?」

今、近くには誰もいなかったはず・・・・。

キョロキョロしながら後ろを振り向いた。


「あ、えっとどちら様ですか?」

そこにはいかにも爽やかなイケメン君がいたのだ。

「ぼく?そう君だよ?くらら。」

き、キラキラオーラハンパないっすね。お兄さんやい。

って、いまなんて言った?

「え?あのそう君?」


いや、そんなわけない。こんな偶然なことおこるなんて・・・・。あるはずないよ。