『お兄ちゃん』



私はいつものように放課後になって、部活なんか入ってないから校門に行くと車があった
車に乗ると、そこには・・・

「え!?」
「お兄ちゃん?」
お兄ちゃんがいて、ビックリして大きな声を出してしまった
お兄ちゃんは寝ているのに

「ん?」
「・・・真里、帰ってきたのか」
「お帰り」
と眠そうにお兄ちゃんが言ってきた

「ただいま」
「寝てていいよ」
「仕事忙しいんでしょ?」

「あぁ、大丈夫だ」
「明日から1週間は休みにしてきたから」
とお兄ちゃんが言ってきた
いつもは1日も休まないのに、1週間なんて・・・

「何で?」
と私は聞いた

「だって明日、真里の誕生日だろ?」
とお兄ちゃんが言ってくれた

「覚えててくれたの!?」
と私はビックリしながら言ったら、お兄ちゃんが

「当たり前だろ」
「忘れるわけないだろ」
と言ってきてくれた

「ありがとう///」
と私が照れながら言った
お兄ちゃんは仕事が忙しいのに、私の誕生日や体育祭や文化祭いろんなところに来てくれる
優しすぎるよ・・・
もっと好きになっちゃうじゃん・・・

嫌われてもいいから、私の気持ち言ってみようかな・・・