とりあえず祐美ちゃん?(らしき)女の子の隣に行って顔をのぞく。




…………顔色が悪い……。泣いてるし………。




「お腹痛いの?僕ね、そこの病院の先生なの。だか………」




「ウェ……エーン 来ないでー!!!」




「怖くないよ!大丈夫だよ。」




「グスッ………いやぁー………」




「………祐美ちゃん、知らない人が怖いんです。」




隣の女の子(りっちゃん?)が言った。




「……でも、祐美ちゃん辛そうだね。おねえちゃんがついてきてくれたら大丈夫かな?」




どうにかしなければと思ったらしく、




「祐美ちゃん、一緒に行こう。ね。大丈夫だよ。」




そう言って、祐美ちゃんのポシェットを持って俺の方を向いた。