優しさ

朝、目が覚めて横を向くと、凜花ちゃんが私と逆のほうをむいてゆらゆらと体を揺らしていた。




「凜花ちゃんー」




名前を呼びながら体を触ると、すぐに振り向いてくれて




「結月先生のお母さん。おはようございます」




「おーはーよ。凜花ちゃん、お熱下がったかなー?」




起き上がって凜花ちゃんの首のうしろを触ると、まだ熱があるよう……




「凜花ちゃん、まだお体熱いね。どこか痛い?」




「……ううん、痛くない。………結月先生、帰ってくる?」




「うん、帰ってくるよ。ぽんぽんとかあたま痛くない?」




「うん、痛くない」




「そっか、じゃあちょっとお熱測ろうね」




38.0 下がらないなぁ……




でも昨日より元気そう。