優しさ

ソファに降ろして体温計を耳に入れた。




ピピッ




37.9………




「どう?」




「やっぱり、熱あります」




体温計を渡しながら言った。




「凜花ちゃん、お熱あるからねんねしようか。」




「……はい」




「大丈夫だよ。お着替えしてねんねしようね」




頭を撫でて抱き上げた。








髪の毛をほどき、服を脱がせてパジャマを着せた。




リビングに布団だそうかな……




そう思っていたら




「遥香。凜花ちゃん、リビングで寝かせるでしょ?布団取ってくるよ。」




聡一さんが布団を準備してくれるよう




「はい。そうしようと思って。……和室に昨日使った布団がありますから、それを持ってきてもらってもいいですか?」




「はいはーい」