優しさ

ピンポーン




「あっ!……待っててね!」








「救急隊です。お名前教えてください。」




遠のく意識で


「霧島……敏和………です。」
と伝える。




すぐにストレッチャーに乗せられて家を出た。




救急車に乗せられると、凜花さまが私の手を握るのがわかった。




その手は冷えきっていて、どれだけ怖い思いをさせてしまったのかがわかる。