優しさ

急いで片付けようと嘔吐物をみたら、黒っぽい血だった。




どおりで口の中が血の味がすると思った。










「大丈夫じゃ、ない!!!」




!!!!!
「凜花さま!」




目の前に凜花さまが。口に両手をあてて今にも泣き出してしまいそうな凜花さまがいる。




「びょ、びょういん………行かなくちゃ」




クラクラしてきて手をついて座っているのがやっとだ。




「………凜花さま」




「だ、だいじょぶだよ!」




凜花さまは震える声でそう言いながら電話をもって119とボタンを押した。