優しさ

部屋に通され座っていると、ドアが開いて




「篠井さん、おはようございます。今日は早くからご苦労様です。」




「いえ。今日はよろしくお願いいたします。」


「「よろしくお願いいたします。」」




「こちらこそよろしくお願いします。私、担当いたします夏野と申します。それではまずこちらの書類にご記入していただけますか。」








記入を終えて捺印したところで、夏野さんの携帯が鳴った。




「ちょっと失礼しますね。」
そう言って書類を持って出ていった。




「そろそろかな?」




「なんだ?結月、そんなに緊張するなよ。入ってきた子も緊張しちゃうだろ?」




結月、お父さんそう言ったけどペン持ってるときから手汗がすごいんだ……………