優しさ

結月side




心配なの。と言った凜花ちゃんが泣きそうな顔をしていたから、楽しいお話をすることにした。




楽しいお話……楽しいお話……………








「じゃあ、好きなもののお話しよう!」




「好きなもの……」




「そうだなー、僕はね、黒蜜飴!凜花ちゃんは?」




「……私は、…こうやどうふ……」




高野豆腐……だと?




「高野豆腐!先生も大好き。」




「そうなんですか。……あと、さくらんぼも好き。」



おっ!ちょっとニコッとしてくれた。




「僕はね、あと、くまさんも好きだよ。」




ネームプレートに付いているシールをみせて言うと、




「かわいいー。凜花もくまさん好き。でも、アザラシも好き。」




そう言って今度は白いアザラシのキーホルダーを見せてくれた。