優しさ

30分くらいしてから、凜花さまをそっと寝かせ、掛け布団をかける。




「おやすみなさい。凜花さま。」




そう声をかけ、体温計を持って部屋を出た。




自室に入り体温計を見ると、時間が経ち過ぎていて表示が消えていた。




……やってしまった。
あ、この体温計、履歴が残せる体温計だ。




そう思って、体温計の電源を入れれば、“37.3”という数字が。




凜花さまは平熱が低めなので、微熱という感じだ。




明日になっても熱があるようなら、病院にお連れしよう。








それからやり残していた仕事を片付け、床についた。