「琉架っ…琉、架…っ…」
涙が溢れて止まらない。
私…何泣いてるの。
本当に泣きたいのは。
辛くて苦しいのは、琉架なのに。
私は、琉架の気持ちを踏みにじったのに。
そんな私の為に、琉架は協力してくれてた。
きっと…ううん、絶対苦しめてた。
琉架のちゃんとした笑顔を見たのはいつが最後だっただろう。
そういえば、私を好きだと言わなくなったのはいつから?
そしてハッとした。
朝聞いた、琉架の私を好きだと言う言葉。
きっと琉架にとっては精一杯の言葉だったんだ。
どんな気持ちで言ったの…?
どんな気持ちで、私のあの酷い言葉を聞いてたの?
『私が秋良のこと好きだって知ってて、そんなこと言うの…?酷いよ』
琉架に言った言葉を思い出す。
…酷いのは、どっちよ。
散々琉架を傷つけて。
散々琉架の気持ちを踏みにじって。
酷いのは…
最低なのは……私。



