年下男子の一途な愛情




それから慶介と出店を回った。


途中で女子に話しかけられたりしたけど、なぜかいつも女の子と関わりたがる慶介が追い払ってて笑ってしまった。



俺に気遣うとか…。

やっぱさっきのこと気にしてんだろうな。


平気だって言ってんのに。



「流架、あれなんだろ?」



ふいに前を歩いていた慶介が前方を指差して振り返った。


見てみると人だかりが出来ていて、やたら盛り上がっている。



「行ってみるか」


「おうっ」



気になって近づいていくと、大勢の人の声の中にかすかにボールを蹴る音がした。