年下男子の一途な愛情




それに、このままの状態ではサッカーにも影響してくる。


プレーに集中できなくて怪我をするリスクも高くなるし、ミスも多くなる。


そうなる前に、この気持ちを整理しないといけない。




「まだ、寮に入ること言ってねぇんだろ?」


「あぁ」


「…言わないで行く気なのか」


「…まぁな」




言ったところで紗季が止めてくれるわけでもないし、何かが変わるわけでもない。


言わなくても、同じこと。



「あと丁度4ヶ月後か」


「だいたい荷物はもうまとめてあるし。後はもう出ていくだけかな」



まとめた荷物はクローゼットの奥深くにしまってある。


ここまで来たら、紗季に気づかれるわけにはいかない。


これはある意味、紗季から離れるための俺の決意みたいなものだから。



誰だって、好きな女が幸せそうに他の男と付き合ってる姿なんて見たくないしな。


これ以上近くにいたら、俺の心は本当に壊れてしまうから。