年下男子の一途な愛情




「はぁ?諦める!?」


「あぁ」



朝、俺と紗季が珍しく別々に登校してきたのを不思議に思っていた慶介に事の事情を話した。




「なんでだよ、お前あんなに…」


「もういいんだ。俺は、紗季を応援する」



応援するって、決めたんだ。


それが、唯一俺にできることだから。




「ツラくねぇのかよ…」


ツライよ。



「悔しくねぇのかよ」



悔しいに決まってんだろ。


本当は、俺が紗季を幸せにしたかったんだ。


まだ中坊でなに言ってんだって思うかもしれないけど、俺は本気でそう思ってた。



「お前、好きって気持ちなくせんのかよ?」



それは…無理だろうな。