次の日の朝、いつも紗季に起こしてもらう俺だけど、今日は自分で起きた。
「……頭いてぇ…」
昨日は眠れなかった。
寝不足のせいで頭は痛いし寝起きは最悪だ。
重たい体を起こして制服に着替える。
朝飯もいつもは紗季の家に行くけど今日はなし。
どうしても、今日は紗季に会う気にはなれなかった。
昨日のプレゼントは引き出しの奥。
見つかるわけにはいかない。
紗季は根は優しいやつだから、見たらきっと俺に気を使うはずだから。
歯を磨いて顔を洗うと、ぺったらな鞄を持って家を出た。
今日はクラブがあるから帰りは遅いから、紗季に会わなくて済む。



