そのまま自分の部屋に行き、ベッドに仰向けになって目を腕で抑えた。
…結局俺は、紗季にとって弟みたいな存在でしかなくて。
紗季の目に俺が映ることはなくて。
もしも、俺が先にプレゼント渡してたらどうなってた…?
……あそこまで喜んでくれないだろうな。
なんで幼なじみなんだよっ…。
なんで俺、年下なんだよっ…。
なんで…俺ばっかり…っ…。
「うっ……っ……」
なんでって、思うのに…。
好きでいるのが苦しいはずなのに…。
どうして俺はまだ、こんなにも紗季が好きなんだろう…。
その夜は、一晩中涙が止まらなかった。



