年下男子の一途な愛情




家に帰る途中、紗季が通う高校の前を通った。


ちょうどサッカー部が練習してたから、少し立ち見していくことにした。




自分がクラブでやっていて、常に高いレベルを見てきたからかあんまり上手いとは思わなかったけど、

他の高校と比べたら全然上手いと思う。




しばらく見ているうちに、一人の選手が目についた。



あ、あの人上手いかも。




その選手は茶髪の短髪の人で、背もそこそこ大きい。



首を振って周りをよく見て、冷静にいいところにパスを出すし、常に他の選手をフォローできる場所にいる。


周りの選手を生かすのが上手いな、と思った。


きっとキャプテンだ。




「仲谷ー、そろそろ切り上げるぞ!ダウン始めろ!」


「はい!」




うん、やっぱキャプテンだ。