…よし。
腕時計にしよう。
時計の専門店に入って、たんさんの時計と睨めっこ。
時計っつっても色々あるもんな。
「おっ…」
これ紗季に似合いそうだ。
俺が見つけたのは、シルバーの小さな時計で、数字は水色、針はハートの形をしている時計だ。
これにしよう。
値段も俺がギリギリ買えるくらいだ。
まだ中学生で小遣いの量は多いわけじゃないから、そんなに高いのは買えないし。
一瞬でこれにすると決めた。
これならずっと使ってもらえそうだな。
店員に頼んでプレゼント用にしてもらって店を出た。
喜んでくれるといいけど。
紗季ってあんま感情表にださないし。
たまには笑ってるとこ見たいよな。



