青い月,赤い太陽。


「ありがとう。」

「うん。」


翔、ごめんね…罪悪感が消えなかった。


でも…


「翔…別れたくない。」

「なに言うてんの?お前が浮気したんやんか。」

悲しそうに笑いながら翔は言った。
いつもくしゃっとした笑顔が今日は困り顔だった。


また涙が溢れた。