青い月,赤い太陽。


アプリをまた始めたことを奏にlineした。

ーなにしてんねん。ー
ーごめんー
ー謝るなら彼氏にやろ、それにやめろやー

奏は怒った。
怒ってくれた。

そして悲しんでくれた

ーそんな知らんやつに話すなら俺に相談しろよー


ーうんー


でもね、この頃には週1は会ってたし、もうなんとなく奏の想いに気付いてた。奏の見つめる目があたたかくて大切そうで。
気付きながら相談するなんてできなかった。