それから何度も何度も会った。 高校生であまりお金のない私のために奏はいつも片道一時間はかかるのにこっちに来てくれた。 今日も会っていた。 「奏お兄ちゃん!♪」 「は?(笑)」 「今日からそう呼ぶわ!(笑)」 「なんでや?(笑)」 「なんかお兄ちゃんみたいやから!♪」 この日から長い間お兄ちゃんと呼ぶことにした。ずっと欲しかったお兄ちゃんができた気分だった。