プリを撮り終えて借りていた洋服を返しに行ったときバイトの人からの視線があったような気がして変に期待せずにその人を見ると慌ててそらされたので私はしらないふりをして帰った。
名前も知らないし、相手は私より歳上だから少し落ち込んでいた。
どこかにまたいないかなと周りを見渡す私、
いないことは当たり前かと少し笑う
電車に乗り家に帰ってその人のことばかり考えていた。
すると8時頃着信が鳴る。
知らない番号で怖いと思いながら電話にでると
「もしもし、」
えっ、この声あの人の声だ、
ビックリする私は
「誰ですか?」と冷静に聞くと
「今日あなたの服を拾ったものですが…、」
由香「え!?なんで番号を知っているんですか!?」
「あなたが財布を落として中を見ると番号が書いてあったので電話させて頂きました」
由香「私のこと誰かわかったんですか?」
「はい、財布にプリクラが入っていてあなただったので、急にすいません」
私は心臓が壊れそうだった。
