逃げられるわけないと確信してもう諦め半分で引きずられていた莉奈に天使の鐘が鳴った。
―キーンコーンカーンコーン
「!」
もしや…!!
「せ、先輩!!授業始まりましたよ!だから後でにしませんか!?」
ぷぷぷ
後でノコノコと行くわけないじゃろがい!
逃げる口実だばかやろー!!
逃げられると分かった途端ニヤニヤし始める莉奈に悪魔の囁きが舞い降りた。
「あんたが後でノコノコと来るなんて思えないんだけど?…逃がさねぇから。」
見透かされてた
逃げる口実だって見透かされてた…
もう私[殺される]しか選択肢無いんだ…
ニヤニヤしていた顔は生気を無くしたようにまるで[ムンクの叫び]のような顔になり、また引きずられる莉奈なのであった。

