その日のSHRにて

「今日も元気かみんな!

なんと今日は転校生がうちの

クラスに来ることになった!」


「キャ――――!!!!」


先生の一言でみんなのテンションが

MAXになる、転校生が来るだけで

このテンションはどうなんだ

「じゃあ入って来ていいぞ!」

先生の声に反応して入って来たのは

身長が180㎝位ある男子でした

「キャ―――――――――――!!!!」

女子がさっきより大きい声で叫ぶ

というか、もう奇声になってるよ・・・

それもそうだよね、今時の子が好きそうな

少し寝癖のかかった茶髪に、整った顔

しかも目元は二重、目はくりっとしてる

どちらかというとかわいい系の人


「神野ですよろしくお願いします」

「じゃあ~神野には矢野の隣にするか!

ということで、矢野!いろいろ

頼んだぞ!!」


ぼーっとしてた私は、今の一言で

混乱した

そして神野くんも私の方を見て

目をまるくしてる


そうだよね・・・

もっとかわいい女子の隣が良かったよね

なんて思った私の考えは覆された


「澪ちゃん!!」

私は一瞬何が起こったかわからなかった

神野くんは、私に抱きついてきたの

だった

しかもクラスメイトの目の前で