恋。

これで何回目だろうか。

普通に付き合って、普通に恋愛して。

恋ってなんなのかな。






そんな私が恋した人は


-----野球部の君でした。


その人は普通にかっこよくて、優しくて、笑顔が素敵で。
とってもフレンドリーな彼。


でも。

彼と私の間にはなんの関係もない。
友達でもない。
彼は私の顔を知っているかも分からない

叶うかも分からない恋。

悲しいって。そんなのだめじゃんって
言われてもいい。
諦めたら?とか、あの人好きな人いるよ!とか。

そんなの関係ない。
私は彼が好きだから。





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私が彼に出会って恋したのは9月。

「 ね、まゆまゆ!あの人かっこよくない?」
そう言ったのは私。

「 え、あやの(私)…?」

まゆは私の友達。
ちなみに私は3週間くらい前に彼氏と別れたばかり。

「あの人さー、皆かっこいいって言ってるよ!ほら。名前。確か佐藤大河だったかな…。」


「そうなんだ…佐藤…大河くん…か」
この時から私は彼に恋した。

「野球部だし、ちょーかっこいいよねっ♡まゆもかっこいいと思う♪」

相変わらずのまゆさん。

「好きな人とかいるのかなぁ…」

「どーなんだろ。いないんじゃない?」

「そっかぁ…」

「え、あやの。大河くんの事好きなの!?」

「え…!?なんてゆーか…
一目惚れ…?的な…」

「まぁかっこいいもんねー」


それから私の恋生活が始まった。


2話に続く…*