「おい、美依。起きろ」




「ん……分かった」




といいながらあたしはベッドに深く潜り込む




「全然分かってねーじゃねーかよ」




バッ



「ちょっと!毛布取らないでよ!」


「お前がさっさと起きねーと俺まで遅刻すんだよ!分かったら起きろ、このボケ!」



うぅ………



「燈色のバカ…」


「お前はもっとバカ」



…その通りです



「さっさと着替えて下降りろ。俺を待たせるな。」



「はーい…」



燈色が出ていくのを確認して、あたしは制服に着替えて支度をし、下へ降りた