【完】“好き”って言葉だけじゃ足りねぇよ。







「その幼なじみ、怪しすぎるでしょ」



「んー、きっと考え過ぎだよ!そんなこと気にしててもしょうがないし!」



「うーん……」



なにか事情があるだけだよきっと。
玲ちゃんの事情は第三者が踏み入ることはできないし、気にしない気にしない!



「あっ!次の授業で提出のプリント、まだ終わってないんだった!」



問題数多いプリントなのに、今から自力で解いてもきっと間に合わない。
あぁ、どうしよう……。
私ってほんとバカだ……。



「も~、陽莉ってばおっちょこちょいなんだから……見せてあげる」



「ほんと!?羅菜、天使だ~!」



「はいはい」



呆れた様子で羅菜は言った。



なんやかんやでいつも助けてくれる羅菜。
私はきっと羅菜がいないとダメだ。



こんなに私に世話を焼いてくれるのは羅菜だけだもん。



朔空くんと同じぐらい、大好き。