【完】“好き”って言葉だけじゃ足りねぇよ。






「陽莉……今日、告白だよね?」



「うん、そのつもり」



「……そっか。頑張って。私は陽莉のこと、応援してるからね」



「羅菜……」



羅菜の言葉に心が温かくなった。
なんていい親友なんだろう。
羅菜が親友でよかったと改めて実感した。



「じゃあまた明日ね、陽莉」



「うん、またね」



羅菜にも手を振り、私は自分の席に座った。



告白……やっぱりするとなると緊張するな……。



10分ぐらいすると、教室には私と担任だけになっていた。



「東本、帰らないのか?」



「あっ、えと……少しここで勉強して帰ろうかなぁと思って」



「そうか。じゃ、戸締りよろしくな」



「はい、さようなら」



担任は教卓の上に教室の鍵を置いて、出ていった。