「明日、告白する」 「……え、ほんとに?」 「うん、絶対に」 「……まぁ、陽莉がそこまで言うならいいんじゃない?」 「……頑張る!」 明日、私は梶原くんに人生初の告白をします。 絶対の絶対に! 「……もうそろそろ終わりみたいだし、帰ろっか」 羅菜がカバンを持って言った。 時間が立つのは早くて、あっという間に下校時間になった。 「そうだね」 私と羅菜は体育館を後にした。