そんなわたしはできるだけ家に迷惑をかけたくないため、いつもはどこかで時間を潰し、暗くなってから帰る。
母親とすれ違いになって、わたしの場所が出来る。迷惑はかけない。かけたくない。
けれど今日は違う。
もやもやする。
どうしてもこの引っかかっているもやもやを何が何をどうしたら無くなるのやらが少し知りたかった。
こんな感情初めてだった。
「コイ」とか「アイ」で片付けるんじゃなくて…もっとボキャブラリーを多用してでも知りたかった。
「…た、だいま」
しん、と静まり返った家にぼそりと呟く。幸い誰もいなかったようで、胸を撫で下ろすと同時にばふん、とソファーに倒れこんだ。
結局はこんな悩みを抱えてる自分が、だんだんと恥ずかしくなった。何がコイだアイだ、わたしには似合わない。可愛い子のすることをやるなんて。
やめだやめだ、わたしにはこんなことをする資格はない。
こんな可愛くない性格をしている自分に腹が立つ。寝てしまえ。寝ている時間は何も感じない。
涙なんて一滴も流れず、クッションに顔を押し付けて寝てしまった。
母親とすれ違いになって、わたしの場所が出来る。迷惑はかけない。かけたくない。
けれど今日は違う。
もやもやする。
どうしてもこの引っかかっているもやもやを何が何をどうしたら無くなるのやらが少し知りたかった。
こんな感情初めてだった。
「コイ」とか「アイ」で片付けるんじゃなくて…もっとボキャブラリーを多用してでも知りたかった。
「…た、だいま」
しん、と静まり返った家にぼそりと呟く。幸い誰もいなかったようで、胸を撫で下ろすと同時にばふん、とソファーに倒れこんだ。
結局はこんな悩みを抱えてる自分が、だんだんと恥ずかしくなった。何がコイだアイだ、わたしには似合わない。可愛い子のすることをやるなんて。
やめだやめだ、わたしにはこんなことをする資格はない。
こんな可愛くない性格をしている自分に腹が立つ。寝てしまえ。寝ている時間は何も感じない。
涙なんて一滴も流れず、クッションに顔を押し付けて寝てしまった。
