朝が来た。
まだ朝露すら寝起きであろう時間にわたしは目覚めてしまった。
時間は早朝の五時。
特にすることもなく、二度寝に勤しもうかと布団に潜り込もうとした。
…眠れない。
五分も目を閉じたけれど眠れなくて。
諦めて寝巻きのTシャツと短いスウェット生地のショートパンツに、兄のパーカーを羽織った。
自分でもあざといとは思った。
わたしが男子ならどんなに顔が大変なことになっていても、この格好なら落ちてしまう。
コンビニにでも行こう。
そんな軽率な考えで冷たい朝の街に飛び込んだ。
まだ朝露すら寝起きであろう時間にわたしは目覚めてしまった。
時間は早朝の五時。
特にすることもなく、二度寝に勤しもうかと布団に潜り込もうとした。
…眠れない。
五分も目を閉じたけれど眠れなくて。
諦めて寝巻きのTシャツと短いスウェット生地のショートパンツに、兄のパーカーを羽織った。
自分でもあざといとは思った。
わたしが男子ならどんなに顔が大変なことになっていても、この格好なら落ちてしまう。
コンビニにでも行こう。
そんな軽率な考えで冷たい朝の街に飛び込んだ。
